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 日本バトリング協会ファースト推進室 作品概要
富野由悠季(富野喜幸)総監督「機動戦士ガンダム」とその関連作品の作品概要をご紹介します。
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機動戦士ガンダムU 哀戦士編


機動戦士ガンダムU 哀戦士編
©日本サンライズ 1981
アムロを中心とする少年少女たちと、ジオン軍の戦いを描くシリーズ第二弾。
宇宙世紀0079年。地球総人口の半数が宇宙を故郷にして五十年。サイド3というスペースコロニーがジオン公国を名乗って地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。建設途上にあったスペースコロニー・サイド7に住むアムロを初めとする少年少女たちは、ジオン軍の攻撃の中、連邦軍の新型強襲揚陸艦ホワイトベースを駆ってサイド7を離れ、地球にある連邦軍本部シャブローへ向った。彼らの背後を、ジオン軍の“青い巨星”ランパ・ラル率いる独立部隊が追う。少年たちは疲労し、アムロは指揮官ブライトと対立、ガンダムと共に艦を降りた。しかし、ラルの攻撃に再び船に戻るアムロ。凄絶な戦いでラルは自爆した。ジオン軍の攻撃は続き、リュウ、マチルダが戦死、少年たちは悲しみに沈む。戦いは連邦軍の優勢で進み、ホワイトベースはヨーロッパ基地へ辿り着き、そこで修理することになった。少年たちの一人カイは街でジオンの女スパイ、ミハルと恋に陥た。修復なったホワイトベースは、シャブローへ向けて飛び立ったが、艦内にはミハルが潜入していた。しかし、ミハルは自分の妹弟と同年齢の少年たちの姿に非を悟り、ジオンの攻撃に立ち向かうが、不幸にもその身を大西洋に沈めた。なんとかシャブローにホワイトベースは到着した。その頃、地球連邦軍本部は宇宙戦略を急ぐことを決定、囮としてホワイトベースが地球を飛び立った。それを追う、シャア。少年たちは、本部の決定にもはや逆らうことも許されず、激化の一途をたどる戦争に以前にも増して深くかかわっていく。その中で、アムロ、ミライ、カイの戦士としての素質が開花しつつあった。
(「日本映画情報システム」文化庁)
作品名 機動戦士ガンダムU 哀戦士編
きどうせんしがんだむつぅーあいせんしへん
Mobile Suit GUNDAM U Soldiers of sorrow
上映 1981年7月11日〜
松竹系 映倫:110452
仕様 カラー 35mmフィルム ビスタサイズ モノラル
形式 2時間13分34秒 1回 1話
制作 日本サンライズ(井荻スタジオ)
原作 矢立 肇(日本サンライズ企画室)
富野喜幸(とみのよしゆき)
総監督 富野喜幸
脚本 星山博之、荒木芳久、山本 優、松崎健一
キャラデザイン 安彦良和(やすひこよしかず)
作画監督 安彦良和
メカデザイン 大河原邦男(おおかわらくにお)
美術監督 中村光毅(なかむらみつき)
音響監督 浦上靖夫(うらがみやすお)
音楽 渡辺岳夫(わたなべたけお)
松山祐士(まつやまゆうし)
主題歌 「哀 戦士」井上大輔
作詞:井荻 麟(富野喜幸) 作・編曲:井上大輔
副主題歌 「風にひとりで」井上大輔
作詞:井荻 麟(富野喜幸) 作・編曲:井上大輔
プロデューサー 渋江靖夫
岩崎正美